「現場DX×TECHカンファレンス2023 Spring」を視聴しました

時間的な余裕ができたので申し込んでいたカンファレンスを視聴しました。今日明日で開催されるようです。

現場DX×TECHカンファレンス 2023 Spring」はテーマとして、『現場による現場のための業務変革』が掲げられていました。

興味のある内容について視聴しました。興味があったので視聴したいと思っていた内容もあるのですが、ライブ開催になっているので視聴できないものもありました。せっかくオンラインで開催しているので、一定期間はオンデマンド配信してくれるとうれしいですね。

こういったセミナーでよく思うのは、目的と実現手段がアンマッチなところです。セミナーの目的は、講演者が提供する商品・サービスを視聴者に認知してもらい、リードを獲得することだと考えます。その実現手段としては、対面形式でのセミナー、オンラインセミナー、オンデマンドセミナーなどがあります。

コロナ以前は対面形式のセミナー一択でした。コロナ中からはオンラインライブセミナー、オンデマンドセミナーが主流になってきたと思います。対面セミナーの場合、日程調整の手間、移動の手間、セミナー時間中の機会損失があります。ライブセミナーの場合、移動の手間はありませんが、その他は対面セミナー同様のデメリットがあります。オンデマンドセミナーの場合は、対面やライブセミナーのデメリットを打ち消していると考えます。このように考えるとリードが最も取れるのは明らかにオンデマンドセミナーだと考えます。

一方で、セミナーの希少性や盛り上がりが高ければライブであることの価値が出てくるのだと考えます。セミナーではないですが、ミュージカルやコンサートなどがライブであることの価値に該当すると思います。また、セミナー全般で言われることですが、視聴しているのはほとんどライバル企業という面があります。ライバルに情報を漏らさないという意味でライブで実施する意味があるのかもしれません。

ここで目的に立ち戻ると、認知やリードの獲得ということであれば、なるべく多くの方に視聴していただくことがよいと考えます。そうなるとオンデマンドセミナーがよいということになると思います。ライバルに知られたくないということですが、公開セミナーで提供される情報はほぼ公知の情報で資料が作成されているはずです。公知の情報+最新の事例共有が多くの資料になっていると思います。そうなるとライバルに何を知られたくないかをよく考える必要があると考えます。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。