大学院の演習で楽しいのはディスカッションです。
年齢、性別、ビジネス経験、業種・業界、等が全て異なっているメンバーが多面的な視点から意見を出し合うため、毎回楽しんでいます。
ケースで使われる企業は、実在する企業なので本気でのめりこむことができます。
私が気を付けているのは、ケースで取り上げられているテーマを検索しないことです。
折角ケースで取り上げられた事象を、その時に初見の状態で考えることに意味があると思っているからです。
大学院に入る前にもケースを解いたことがあったのですが、それは研修開始後にケースが配られ、その場で解くスタイルのものでした。
考える時間がディスカッションの時間を減らすので、もったいない時間の使い方でした。
一方、大学院でのスタイルは、事前にケースを読み込み、解答を用意した状態で、メンバーとディスカッションするというものです。
メンバーがいる意味は、ディスカッションにより多面的なものの見方を知ることや、意見集約やプレゼンテーションのマネジメントを学ぶことなのだとだと感じています。
ですから、事前にケースを読み込み、ディスカッションで貢献することがメンバーの存在意義になると思います。
そして、ランチタイムや一日の予定が終了した後のメンバーとの交遊も大学院で学ぶ意味があると思います。
卒業後もネットワークとして持続するためにも様々な面で貢献できるようにしていきたいと思います。