今回もWeb会議の形式で開催されました。何度目かの緊急事態宣言であるとか、オリンピックやパラリンピックがあるとか、もろもろ人との接触を避けたいところなので、オンラインで参加できるのはうれしいところです。
今回は例年夏に実施される工場診断の準備というか、基礎知識を再確認するというのがテーマでした。製造業の割合が高い大田区の現状について、頭に入れておくことは診断前の準備として必要なことだと考えます。外部環境の把握というだけでなく、ヒアリング前の準備を行うための最低限の知識レベルの底上げにあたるのだと感じます。
もちろん実際の工場診断にお邪魔する企業の情報は、各種情報から押さえたうえでこちらは内部環境の把握の一環となります。加えて、ヒアリング前の準備も兼ねています。
あらかじめ準備できることは頭に入れておいたうえで、実際にお邪魔して現地での確認やヒアリングなどを通じて、工場診断を進めることになります。あらかじめ想定したことと、現地で実際に確認してみることとを比較すると、差異があることが多いです。個人的には、だからこそ現地に赴くことが大切だと考えています。
さて、コロナの影響で、なかなか気軽に訪問ということが難しくなっています。本業で関わっている製造業のお客様も同様で、現地に赴くことや対面での打合せが難しくなっています。本当に「百聞は一見に如かず」だと感じることが多いです。この部分はWeb会議の技術やxR技術が発達しても、変わらないのではないかと感じます。
次回の研究会も楽しみたいと思います。