影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

分厚いですが、とても読みやすいので読み返してみました。
昨年、戦略編が出て3部作になりましたね。

リーダーシップについて考えたいことがあったので、読み返してみたのです。
リーダーシップは、リーダーとフォロワーの両方が存在している必要があります。
フォロワーに味方になってもらい、多くのフォロワーを巻き込んで上手くいくように導きたいものです。

第2章 返報性-昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが・・・-
狭い範囲の話ではあるものの、この実験から浮かび上がってくるのは、私たちの身の回りにある様々な影響力の武器のなかでも最も強力な武器-返報性のルールです。これは「他人がこちらに恩恵を施した羅、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならない」というルールです。

第3章 コミットメントと一貫性-心に住む小鬼
ひとたび、望むような形に相手の自己イメージを変えることができれば、その人は、新しい自己イメージと一貫したあらゆる範囲の要求を自然と受け入れるようになります。しかし、すべてのコミットメントが自己イメージに影響を及ぼすわけではありません。コミットメントが効果的に影響を及ぼすためには、いくつかの条件がそろっていなければなりません。行動を含むこと、公表されること、努力を要すること、自己の意志で選ぶこと、です。

やはり名著は時々読み返すと良いですね。

投稿者: admin

ITエンジニアでキャリアをはじめ、SEやプロマネとして働いた後にマーケターとして新規事業開発などで働いていました。現在は経営戦略室で勤務しつつ、経営コンサルタントとしても活動しています。 詳細な自己紹介はこちらへ。